猿島町生活排水対策委員不老川視察の折り、委員の一人から頂いた資料に、下記 河川へのEM菌使用報告 がありました。
 川の水量、水速、注入方法などデータに不足があり、参考にするのは難しいのですが、挙げられた数字は驚異的改善を示しています

猿島野の大地を考える会 (茨城県猿島町 tel 0280-88-7670 小野)の資料より

 皆様が使っておられる生活排水路の水は、どこに行くかご存じでしょうか。 それぞれの川や沼を通り利根川に行きます。 その利根川の水を私たちは町の浄水場を通して、今度は生活用水(飲料水)として一部使っています。
 私たちは普遍的な環境問題(大気・水・土)を、自分たちの行動を通して学んでいこうとしている環境グループ「猿島野の大地を考える会」です。
 命の隣にある水も来るべき21世紀には、両・質ともに限界が危ぶまれています。
 猿島町では、平成9年に、他の市町村に先駆けて、茨城県で最初に、住民参加型の環境基本計画を作り、その小冊子が町内全戸に配布されました。
 その中で生ゴミが可燃ゴミに占める割合の大きいことから、生ゴミの減量化、資源化を目指し、町民100名の方に、モニターになっていただいて、有用微生物群(EM)による生ゴミの堆肥化を検討しているところです。
 また今年度猿島町は、生活排水対策事業の重点地区に指定され、それも環境基本計画の一環として取り組んでいます。
 現在、町内のある生活排水路が3年前、多額の費用を使って、ヘドロ除去をしたにもかかわらず、再び、ヘドロの集積・悪臭・蚊の発生等、全く元の状態に戻ってしまったことを、行政側から聞き及びました。
 そこで私たちの会では、水質浄化、水のリサイクル以外に、根本的な解決はないと考え、この生活排水路を対象に、三ヶ月間(平成10年7月・8月・9月)、会の費用を使って、週一回有用微生物群(EM)を使った実験をしました。
 500リットルの有用微生物群の希釈駅を排水路の約50メートルのヘドロに、機械を使って、注入する作業です。
 尚、この試みには他に、二組の強力な協力者がありました。一つは行政側(保健衛生課)が、有用微生物群(EM)を24時間点滴してくれました。 またもう一つは、五島豆腐店さんが、有用微生物群(EM)を1リットル毎日流してくれました。両者はこれからもずっと継続してくれるとのことです。
 そして、私たちの会が、月一回実施している水質検査で、この排水の変化を調べましたところ、灌注前と、灌注後では、全く違う数値がでましたので報告致します。

・水質結果表
 水質検査取水地点
1)実験地 A:実験地の中の定点 (野村産業別館脇)
2)実験地 B:点滴をしている近く(野村産業前の道路から点滴ポストが見える)
3)対象地 C:実験地から約50メートルくらい下流の定点(塚原医院の裏)
地点 A
 水温 C PHCOD mg/lア窒素 mg/l燐酸イオン mg/lヘドロ高 cm
実験前25.56.0100080.033.0035
実験開始一ヶ月後25.06.51008.01.6533
実験開始三ヶ月後23.57.0 201.60.6617

地点 B
 水温 C PHCOD mg/lア窒素 mg/l燐酸イオン mg/lヘドロ高 cm
実験前257.550060.033.00-
実験開始一ヶ月後 256.01008.01.65-
実験開始三ヶ月後236.0504.00.66-

地点 C
 水温 C PHCOD mg/lア窒素 mg/l燐酸イオン mg/lヘドロ高 cm
実験前25.56.550060.033.0025
実験開始一ヶ月後266.5508.01.6526
実験開始三ヶ月後236.5100.80.335
*COD:化学的酸素要求量 *ア窒素:アンモニア態窒素 *希釈液:
*実験前:平成10年4月4日 *実験開始後一ヶ月:8月9日 *実験開始後三ヶ月:10月2日
 上記の表によって、水の浄化に対する有用微生物群(EM)の効果を分かって頂けたと思います。
 微生物は生きている限り働き続けて、川や海に行きます。
 殺虫剤などは微生物を殺しますので、使用を控えて下さい。